採卵後、5~6日間培養して発育した胚を胚盤胞といいます。発育のステージにより、1)完全胚盤胞(ステージ3)、2)拡張胚盤胞(ステージ4)、また、細胞数により、1)グレードA、2)グレードB、3)グレードC、と分類を行います。
当院ではアステックのCCM‐iBIS受精卵観察システム(タイムラプスシステム)を用いて培養を行っています。
胚盤胞では新鮮胚移植は行わず、凍結保存・融解胚移植を基本としています。
5日目まで培養し発育した胚盤胞
ホルモン補充周期で胚が着床しやすい状態を作り、凍結胚を融解して胚移植を行います。自然周期で行う場合もあります。
移植胚数は多胎を予防するため1個(場合によっては2個)に制限します。