治療別の妊娠数です。
多胎妊娠は早産や母体合併症のリスクが高く、当院では単胎妊娠という結果を重視した治療を行っております。
体外受精・顕微授精・凍結胚移植(ART)では日本産科婦人科学会の会告に従い移植胚数を1個(場合によっては2個)に制限し治療を行っております。
妊娠分娩される皆様の負担が少なくなるような治療を心掛けております。
以下に『排卵誘発法の注意点は?(体外受精を除く)(ガイドライン婦人科外来編2020)』を示します。
1)排卵障害の原因を明らかにし、治療法を選択する。(推奨度A)
2)単一卵胞を目標にする。(推奨度B)
3)卵胞発育をモニタリングする。(推奨度B)
4)16mm以上の卵胞が4個以上存在した場合、治療周期をキャンセルする。(推奨度B)
5)過排卵となった場合は卵巣過剰刺激・多胎妊娠・正所性異所性同時妊娠の発生を注意する。(推奨度B)
当院ではこのガイドラインに従って治療を行っています。
院長 菅谷 進
タイミング | 人工授精 | ART | 計 | |
2014年 | 72(双胎1) | 28(双胎1) | 72(双胎0) | 172(双胎2) |
2015年 | 92(双胎1) | 33(双胎0) | 79(双胎0) | 204(双胎1) |
2016年 | 79(双胎2) | 31(双胎2) | 84(双胎0) | 194(双胎4) |
2017年 | 102(双胎0) | 16(双胎0) | 91(双胎1) | 209(双胎1) |
2018年 | 92(双胎0) | 33(双胎1) | 87(双胎0) | 212(双胎1) |
2019年 | 100(双胎0) | 20(双胎0) | 72(双胎0) | 192(双胎0) |
2020年 | 93(双胎0) | 19(双胎0) | 72(双胎2) | 184(双胎2) |
2021年 | 86(双胎0) | 20(双胎0) | 73(双胎1) | 179(双胎1) |
2022年 | 90(双胎1) | 31(双胎0) | 89(双胎1) | 210(双胎2) |